2013年01月18日

細菌学各論3


人に疾病をもたらすスピロヘータ3種と疾患名

トレポネーマ(梅毒)、ボレリア(ライム病:マダニが媒介)、レプトスピラ(黄疸失血熱=ワイル病)


マイコプラズマの特徴

無細胞培地で繁殖できる最小原核細胞型微生物で、細菌とウィルスの間に位置し、細菌に近い。細胞壁がない。細菌濾過器を通過する。栄養要求性が高い。二等分裂を行う。コロニーは目玉焼き状である。抗生物質は無効である。


マイコプラズマとL型細菌の違いとは?

マイコプラズマは遺伝的に細胞壁がない。L型細菌は、表現の変異で親株に戻る。


マイコプラズマによる疾患を挙げよ。

肺炎マイコプラズマ(肺炎)、ウレアプラズマ(非淋菌性尿路炎)


リケッチアの特徴を述べよ。

細菌とウィルスの間に位置し、細胞壁がある。細胞内寄生。節足動物によって媒介され、発熱発疹性疾患を起こす。抗生物質に敏感である。
cf.発疹チフスはRickettsia prowazekiiによる。(チフス菌ではない。)


クラミジアのウィルスとの似ている所と異なる所とは?

共に、細胞濾過器を通ることができる。細胞内寄生。封入体の形成。
異なる所として、クラミジアはDNAとRNAが共存する。二等分裂法で増殖。抗生物質に敏感。


クラミジアの二つの形態について述べよ。

基本小体:細胞外にあり、小さい。感染性が高い。増殖できない。
網状体 :細胞内にあり、大きい。感染性はない。二等分裂で増殖。
基本小体は細胞に侵入し、発育し、網状体になる。網状体は増殖し、その後、基本小体になり、感染細胞を破壊して放出される、


トラコーマクラミジアによる疾患とトラコーマの診断

封入体結膜炎、泌尿生殖器感染、クラミジア肺炎
プロワツェック小体を検出し診断を行う。


原発性異形肺炎の起因菌は?

マイコプラズマ、クラミジア

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posted by 我輩は細菌 at 01:56| 細菌学各論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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