2013年01月18日

ウィルス学各論


HBVの抗原の組成を述べよ。

エンベロープ  :PresAg、HBsAg
ヌクレオカプシド:HBcAg、HBeAg


HBの患者から検出される粒子について述べよ。

HBVの完全な粒子をDane粒子と言い、最外層はエンベロープでHBsAgに相当し、内側にヌクレオカプシドに相当するコアがある。また、HbsAgだけで構成された小型粒子やそれが連なった管状粒子も出現する。小型粒子と管状粒子はウィルス遺伝子を含まない。
cf.コアの抗原はHBcAgとHBeAgである。


HBVの治療と予防について

治療はインターフェロンを用いる。予防はHBsAgをワクチンとして用いる。


抗原連続変異と抗原不連続変異とは?

A型インフルエンザウィルスを例に取ると、感染防御抗原であるHAの抗原領域のアミノ酸が変異すると、今までの抗体で中和されなくなり、新たな株となる現象を抗原連続変異と言う。(変異率は1%以下)
A型インフルエンザウィルスで遺伝子再集合により、全く抗原性の異なる株となることを抗原不連続変異と言う。(変異率は20-25%)
cf.インフルエンザがHA(鳥のウィルス由来)を獲得し、大流行。


インフルエンザウィルスの証明は?

赤血球凝集試験で、ウィルスの増殖を判定する。赤血球凝集抑制試験で、ウィルス型の判定する。


次の@からDの名称を述べよ。
virus02.jpg

@ヌクレオカプシドA膜タンパク(Mタンパク)B脂質二重層CHA(赤血球凝集素)DNA(ノイラミニダーゼ)
HA(赤血球凝集素)は感染に関与。ノイラミニダーゼはウィルスの放出に関与。




posted by 我輩は細菌 at 16:06| ウィルス学各論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。