2013年01月14日

ウィルスの総論


ウィルスの基本的な特徴とは?

@体積が小さい A構造が簡単 B生きた細胞内で寄生 CDNAかRNAのどちらかを一方を持つ 
D抗生物質に敏感ではなく、インターフェロンに敏感である。


ウィルスの細胞内増殖の指標とは?

@細胞病変(細胞変性効果) A血球吸着現象 Bウィルス干渉現象 C代謝の変化


ウィルス蛋白質の機能を述べよ。

@感染に関与 A核酸を保護 B抗原性がある Cウィルスの酵素を構成する


ウィルスの複製周期を述べよ。

@吸着 A侵入 B脱殻(脱外被) C素材合成 D集合と放出


写真.JPG
@からDは?

@核酸(コア) Aカプシド Bヌクレオカプシド Cエンベロープ Dスパイク


ウィルスの持続感染には何があるか?

@潜伏感染 A慢性感染 B遅延性ウィルス感染 CSSPE(亜急性硬化性全脳炎←麻疹ウィルスから)


頓挫感染(abortive infection)とは?

ウィルスが宿主細胞に侵入後、宿主細胞がウィルスの増殖に必要な酵素、エネルギーを供給できない場合、ウィルスは自分自身を合成できなくなるか、合成できたとしても、集合、放出ができない状態。


欠陥ウィルスとは?

ウィルスゲノムが不完全か、遺伝子の突然変異により、正常に増殖できないウィルスのこと。


補助ウィルスとは?

欠陥ウィルスと一緒に培養した場合、欠陥ウィルスに必要な物質を供給し、正常に増殖させる効果のあるウィルスのこと。

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干渉現象とは?

二種類のウィルスが同じ細胞に感染する場合、一種のウィルスが他のウィルスの増殖を抑制する現象。インターフェロン産生による。

11
インターフェロン(IFN)とは? インターフェロンにはどんな作用があるか?

細胞がウィルスに感染することにより、産生するタンパク質をインターフェロンと言う。細胞膜のインターフェロンレセプターと結合すると、抗ウィルス状態となり、他のウィルスの吸着を防ぐ。
インターフェロンには、抗ウィルス作用、抗腫瘍作用(細胞増殖抑制、NK活性増強、マクロファージ活性化作用)がある。

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インターフェロン(IFN)の抗ウィルス作用にはどんな機序があるか?

IFNがIFNレセプターに結合すると、エンドヌクレアーゼが活性化され、ウィルスmRNAを分解する。ウィルスペプチド鎖合成開始の阻止。

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不活化ウィルスとは?

感染性がなくなったウィルスのこと。ただし、他の活性(RBC凝集、細胞融合、抗原性)はある。

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ウィルス保存温度と不活化条件は?

保存温度  -70℃、-196℃
不活化条件 55-60℃で30分

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サブウィルスとは?

250-400くらいのヌクレオチドからなる単鎖環状RNAで、タンパク質を含まない伝染性因子。主に、植物の疾患を起こす。ウィロイド(viroid)やウィルソイド(virusoid)がある。



posted by 我輩は細菌 at 10:02| ウィルス学総論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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